鹿児島市の平川動物公園から繁殖のために北海道へ旅立つホッキョクグマの「ライト」の展示公開は23日が最終日。県内外から多くのファンが訪れ、別れを惜しみました。
「ライト」はおととし、和歌山のアドベンチャーワールドから平川動物公園にやってきたオスのホッキョクグマです。愛くるしい姿で人気者となりましたが、繁殖のため、北海道の円山動物園に引っ越すことになりました。
平川動物公園での展示公開は23日が最終日で、夕方、ライトが展示場から寝室に移動すると、多くのファンが別れを惜しみました。
(来園者)「寂しい気持ち。(Q.ライト君になんて言ってあげる?)大好きだよ」
(ライトの担当飼育員・蒲地エリナさん)「北海道に行くのはいいことなので、ポジティブに考える。頑張って行っておいで、愛されておいでという気持ちで送り出したい」
平川動物公園によりますと、「ライト」は今月中に北海道に向けて出発するということです。