薩摩川内市の甑島と串木野新港を結ぶ新しいフェリー「結Lineこしき」が20日、就航しました。

フェリー「結Lineこしき」は、総トン数1100トン、定員358人で、甑島と串木野新港を1日2往復します。

今月5日に老朽化で運航を終えた「フェリーニューこしき」に代わって島の暮らしや観光を支えます。

就航を記念して20日は、串木野新港でセレモニーが開かれ、地元の太鼓の演奏やマグロの刺身のふるまいなどもあり、港はにぎわいました。

(甑島から)「豪華船みたいですごかった」

Q.揺れはどうでした?
「全然なかった」

Q.どこまで行く?
(甑島へ里帰り)「おばあちゃんち」

中には、1番乗りを目指して、朝8時半から乗船券の購入に並んだという男性もいました。

(朝8時半から並んだ男性)「期待して待っていたので、喜んでます」

串木野新港と甑島を結ぶ航路の島民を除く一般運賃は、20日から大人片道が460円値上げの2800円、子どもが230円値上げの1400円となっています。