スポーツとごみ拾いをかけあわせた「スポGOMI」の大会が、鹿児島市で行われました。10月には世界大会が開かれます。
(記者)「競技が始まりました。1時間でどのぐらいのごみが集まるのでしょうか」
「スポGOMI」とは、制限時間・1時間以内にエリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて得られるポイントを競う日本発のスポーツです。海の環境を守るため、まちのごみをなくそうと日本財団が企画しました。
20日は、鹿児島市の甲突川沿いや周辺の高麗町、新屋敷町などのごみを拾いました。
霧島市出身のバレーボール元日本代表新鍋理沙さんらのアスリートチームを含む、市内外から38チーム・およそ130人が参加しました。
参加者は植え込みの下などを細かく見ながら、捨てられたペットボトルやタバコ、ビニールなどを拾って歩きました。
(薩摩川内市から)「普段あまり見ないが、結構ごみがあった」
(鹿児島市から・最年少6歳)「(Qどんなごみがあった?)傘」
(鹿児島市から)「自分たちが汚しているということを拾ってみて改めて感じた。(今後は)ごみ袋を持ち歩いて少しずつ拾おうと思う」

20日に集まったごみは、あわせて132キロ。優勝は、薩摩川内市の園田修一さん一家の12.2キロ、1470ポイントでした。
スポGOMIは、10月に日本でワールドカップが行われ、30か国以上が参加する予定です。
