これから旬を迎えるピーマン。今シーズンは、去年より買い求めやすい価格帯となりそうです。鹿児島市では20日、多くの人に食べてもらおうと、無料配布のイベントがありました。
20日、鹿児島市の天文館で配られたのは、県内産のピーマンおよそ1000袋です。4月9日の「よいピーマンの日」を前に生産者らが企画しました。
「よいピーマンの日」は、生産が盛んな茨城、高知、宮崎、鹿児島4県のJAグループのプロジェクトで定めたものです。4は「よい」と「4県」、9はピーマンの「P」の文字と似ていることにちなんでいます。
(もらった家族は)
「好き。野菜炒めにしたいです」「野菜炒めとか好きなので(ピーマンを)入れて食べている」
「炒め物かな・・・チンジャオロースにしよう」
JA県経済連によりますと、店頭価格は現在、1袋4個から5個入りで158円と、先月から2割ほど下がっているということです。
(JAそお鹿児島・ピーマン専門部会 木幡栄一郎部会長)「異常気象で数量は若干落ちてはいるが、これから増量期に向けてあたたかくなるので、たくさん出せるよう頑張りたい」
県内のピーマンの生産量は年間およそ1万トンで、出荷は5月末まで続きます。