きょう5日は二十四節気のひとつ「啓蟄」。鹿児島市内でも春の息吹を感じるようになりました。
土の中に閉じこもっていた虫が穴からはい出て動き出すころとされる啓蟄。虫たちも山も、麗らかな春の光の中で生き生きとしてきます。
(記者)「昼頃から柔らかな春の日差しが出てきた健康の森公園。少し北風も冷たく感じますが、いろんな春を見ることができます」
公園入口にある種子島発祥の品種、暖流桜は現在五分咲きです。太平洋を北上する黒潮のように、咲き広がってほしいと名付けられました。
(訪れた人)
「きれいですね」
「ほっとしますね。桜が咲くと」
運動広場付近の寒桜はほぼ満開で見頃を迎えています。
(記者)「自然観察園にやってきました。池をのぞいてみると、オタマジャクシがいますね」
池の周りには、つくしに…ふきのとうも花を咲かせていました。
5日の鹿児島市の最高気温は3月中旬並みの17.9度でした。6日は寒の戻りも予想されています。