鹿児島銀行が来月3日から、普通預金の金利を今の2倍となる0.2%に引き上げることになりました。
定期預金の金利も引き上げられます。
(鹿児島銀行 郡山明久頭取)「デフレ脱却を見据えて『金利のある世界』が到来した」
金利の引き上げは、日本銀行が先月、政策金利を引き上げたことなどを受けたものです。
このうち、普通預金の金利は、現在の0.1%から2倍の0.2%に引き上げます。
0.2%となるのは、2008年10月以来です。
また、定期預金についても、預入期間によって、0.125%から0.15%引き上げ、1000万円以上の大口の預金にも適用されるということです。
普通預金、定期預金ともに来月3日から引き上げられます。
また、鹿児島銀行は、今年4月からベースアップを含む5.5%程度の賃上げを行う方針を発表しました。具体的な引き上げ幅は、今後の労使交渉で決まる見込みで、賃上げとなれば、去年の5.2%増に続き3年連続となります。
(鹿児島銀行 郡山明久頭取)「鹿児島県にいい人材、将来を支える人材を採用したい気持ちがあり、そのためにも必要な賃上げには対応していかないといけない」
賃上げの対象は、グループ会社含めて従業員およそ2500人です。