鹿児島城西高校出身で、箱根駅伝で青山学院大学の2連覇に貢献した野村昭夢選手が、鹿児島県庁を訪れました。
鹿児島県志布志市出身の野村昭夢選手は、鹿児島城西高校で駅伝部に所属。青山学院大学に進学し、今年の箱根駅伝では6区の箱根から下りを力走し、区間新記録で6区で初の56分台をマーク。大会で最も活躍した選手に贈られる「金栗四三杯」などを受賞しました。
27日は、高校時代の駅伝部の恩師とともに塩田知事を訪れました。

(塩田知事)「下りの方が走るのは大変?」
(野村選手)「上りの方が呼吸はきついが、ダメージは下りの方がある。走った後1週間ぐらいは走れなくなる。筋肉痛やマメだったりで」
(青山学院大学4年・野村昭夢選手)「沿道の方々が『56分台いけるよ』と声をかけていただいたので、ブレーキをかけることなく、最後まで走り抜けることができた。本当に最高の日だった。今後も実業団で競技を続けるので、次は5000メートルでトラック競技を続けていくので、そこで日本上位で走っていけたらと思う」
野村選手は卒業後、「住友電工」で陸上競技を続けるということです。
なお、来月2日の鹿児島マラソンでは、ゲストランナーとしてファンランに出場します。