埼玉県で先月、道路が陥没した事故を受け、鹿児島市は下水道管を点検し、その結果を発表しました。

埼玉県八潮市で先月起きた道路の陥没事故は、下水道管の破損が原因とみられています。これを受け、鹿児島市は今月5日から3日間、市内にある下水道管で腐食や堆積物がないか点検しました。

点検の対象は、直径2メートル以上で硫化水素濃度が高い下荒田1丁目や鴨池新町などにある下水道管6か所です。
その結果、すべての場所で異常は見つからなかったということです。

一般的に下水道管の耐用年数は50年とされています。鹿児島県内では昨年度、下水道管の老朽化による道路の陥没が、鹿児島市内で3件起きていて、2件は50年を経過した下水道管でした。