LCC=格安航空会社のピーチ・アビエーションで1機だけ残されていた旧バニラエアの塗装の機体が6日、奄美で最後のフライトを迎えました。
6日夕方、鮮やかな黄色と白でデザインされた旧バニラエアの塗装の機体が、関西から奄美空港に到着しました。旧バニラエアは2014年7月から奄美−成田線を就航し、2019年には同じANAグループのピーチ・アビエーションに統合されました。
その後、旧バニラエアの機体は順次、ピーチ・アビエーションのピンク色の塗装に変更されましたが、1機だけは旧バニラエアのファンの声などを受けて、塗装を変えずに残されていました。機体には奄美への思いを込めて、アマミノクロウサギや大島紬をイメージしたデザインが描かれています。
(見に来た人)「友だちなどが(奄美に)来るのに旧バニラエアを使った。今はピーチに変わったが同じようにお客さんをたくさん連れて来てほしい」
旧バニラエア塗装の機体は、スタッフやファンに見守られながら、最後の運航を終えました。