屋久島の弥生杉が去年、根元から折れて倒れているのが見つかりました。遊歩道も通行が規制されていましたが、先週、通れるようになりました。

弥生杉は、屋久島で観光客が多く訪れる「白谷雲水峡」の中にあります。1時間ほどでコースを回れるため、人気のスポットです。

(記者)「昨年8月の台風10号で折れた、弥生杉です。こちらが木の先端、奥に見えるのが木の根元になります」

弥生杉は高さおよそ26メートル、幹回りおよそ8メートルで、樹齢は3000年ともいわれていました。標高600メートルある森には雪が積もっていて、観光客らが訪れていました。

(福岡から)「この大きい木が折れるというのは、自然てすごい」

弥生杉は折れたまま保存され、環境教育にも活用されることになっています。今後、間近で見られるように、デッキが整備される予定です。