当初2020年度に計画された打ち上げが2度延期となった新型ロケット「H3」。延期の原因であるメインエンジンの燃焼試験が種子島宇宙センターで行われました。
空高く上がる大量の煙。JAXA=宇宙航空研究開発機構が3日種子島宇宙センターで行った開発中のエンジン「LE‐9」の燃焼試験の様子です。
LE‐9は、日本の新たな主力ロケット「H3」のメインエンジンですが、開発中に不具合が見つかったことが原因で、当初2020年度に計画されたH3の打ち上げは2回延期されています。
JAXAはタービンの再設計などを行い3日の燃焼試験は実際の打ち上げで使うLE−9で、およそ1分行われました。今後、データ分析などを行い今年度中のH3打ち上げを目指します。