南極から持ち帰った氷が、鹿児島市の小学校に贈られました。
氷のプレゼントは、子どもたちに南極について興味を持ってもらおうと自衛隊鹿児島地方協力本部が続けています。
鹿児島市の福平小学校に海上自衛隊が運用する砕氷鑑「しらせ」が持ち帰った氷が贈られました。
「固いし普通より冷たい」
「これでかき氷つくれる?」
中には2万年から3万年前の空気が含まれていて子どもたちは氷がとけて空気がはじける音を確かめていました。
「パチパチ(音が)する」
「(氷触って)冷たいしきれいだったし、海上自衛隊になりたくなった」
「南極に行って遊びたい」
(自衛隊・鹿児島地方協力本部 村山英也3等海佐)
「科学や環境問題に興味を持つきっかけになればと思う」
南極は鹿児島の1500倍の広さで、そこで見られるオーロラや白夜の話に子どもたちは耳を傾けていました。