桜島の小学生が、クルーズ船で鹿児島に降り立った外国人観光客に、英語で魅力を紹介しました。

「do you know 桜島?(桜島を知っていますか?)」
「this is I know(これだよね)」

外国人観光客と英語で交流しているのは、桜島の桜洲、桜峰、黒神の3つの小学校の5、6年生あわせて30人です。

「Have a niceday(良い1日を)」

23日は、鹿児島市のマリンポートに寄港したオランダ船籍のクルーズ船「ノールダム」から降り立った外国人に、学校で学んでいる英語で話しかけました。

乗客らは突然話しかけられて驚いた様子でしたが、桜島の噴火の様子や特産品についての説明を熱心に聞き入っていました。

「What is your name?」「my name is アンディ」
「nice name」「ありがとうございます」

子どもたちと観光客は折り紙やけん玉を使い、日本の遊びをとおして英語で交流を深めました。

(桜峰小5年)「言い方とか発音がしっかりできた」

(桜洲小6年)「外国人の皆さんが笑顔でThankyouとか感謝の言葉をくれるのがうれしかった」

(桜洲小学校・外国語専科 大迫愛子教諭)「もう少しコミュニケーションをとってほしいと思っていたので、桜島の観光客の方たちにもできたらいい」

桜島の小学校では、地域の魅力発信や英語学習のために、フェリーターミナルで外国人観光客に道案内する取り組みなどを続けています。