バッティングセンターに君臨 鹿児島のイチロー(85)
バッティングセンターのバッターボックスで1.2キロの木製バットを振る男性。「鹿児島のイチロー」こと、満山一朗さん(85)です。

2001年以降、バッティングセンターで通算1万本を超えるホームランを放ってきた記録保持者です。鹿児島市の自宅には、自ら加工した木製バットなど30本が並びます。
自動車メーカーのテストドライバーをつとめていた一朗さん。77歳まで自動車や燃費の専門家として執筆を続けていました。研究好きが高じてホームランが出やすいバットも考案。
過去には「破壊力係数」という独自の理論に基づいた究極のバットを作ろうとしたこともあります。

日課は200スイング以上の素振り。部屋の中ですることに意味があるといいます。
(Q.後ろのガラスとかよく当たらないですね)
(満山一朗さん)
「脇締まっているから。だから部屋の中でしろと言うわけ、外ですると大振りになってしまう」

きっかけは23年前、糖尿病を患った一朗さんは、健康づくりのため何気なくバッティングセンターに立ち寄りました。