台風11号の「次」は?

先日日本を縦断した台風10号、フィリピンの東で発生した11号に続き、台風シーズンとなるおそれがあります。日本の南には「台風のたまご」=熱帯低気圧になる可能性がある大気の乱れ「熱帯じょう乱」があります。気象衛星ひまわりの画像でも、まだ渦上にまとまった雲にはなっていませんが、熱帯じょう乱とみられる雲が確認できます。
雨・風シミュレーションでは、7日(土)ごろから沖縄・奄美に渦をまく発達した雨雲が予想されています。

渦をまく発達した雨雲は、沖縄・奄美地方まで北上し、7日(土)ごろから10日(火)ごろにかけて沖縄・奄美地方に影響を及ぼす可能性があります。9日(月)までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。

熱帯低気圧として北上してくるのか、台風となるのか現時点では分かりませんが、雨・風シミュレーションでは、7日(土)から9日(月)ごろにかけて沖縄地方や奄美地方まで北上してくる可能性があります。雨雲が奄美・沖縄付近に停滞する予想で、強風や雨が続く可能性があります。今後、気象庁が発表する熱帯低気圧の情報や台風情報に注意してください。