鹿児島県は、鹿屋市に住む2歳の男の子が腸管出血性大腸菌「O103」に感染したことを発表しました。

県によりますと、男の子は8月上旬から軟便などの症状があり、今月19日に医療機関を受診し、24日に「O103」に感染していることが分かりました。男の子は回復傾向にあるということで、鹿屋保健所が感染経路などを調べています。

O103などの腸管出血性大腸菌の感染者はことし41人目で、症状のある患者の数は22人となりました。

県は食材をよく洗い、生肉は加熱するほか、手洗いを十分するよう注意を呼びかけています。