厳しい経営が続く肥薩おれんじ鉄道の持続可能な運営の方策を話し合う委員会が、出水市で開かれました。

肥薩おれんじ鉄道は赤字が続いていることから、県内43市町村でつくる市町村振興協会から財政負担を受けているほか、10月1日に普通運賃で40円から140円の値上げを検討しています。

委員会は肥薩おれんじ鉄道のほか、沿線の自治体が参加して行われ、利用者を増やすための方策などについて報告があったということです。

(県交通政策課 鈴木圭祐課長)
「住民目線で利便性向上のために何ができるのか。具体的な方策探しを深堀りしていく」

委員会では活性化策をとりまとめることにしています。