鹿児島県の全域では27日に続き28日も熱中症の危険性が極めて高くなるおそれがあるとして、熱中症警戒アラートが出されています。

環境省と気象庁は28日、薩摩、大隅、種子島・屋久島、奄美地方に熱中症警戒アラートを出し、気温が著しく高くなることにより、熱中症による人の健康にかかわる被害が生じるおそれがあり、エアコンなどにより涼しい環境にして過ごすなど熱中症予防のための行動をとるよう呼びかけています。

28日は阿久根市、伊佐市、さつま町、薩摩川内市、日置市、鹿児島市、南さつま市、志布志市、鹿屋市、肝付町、枕崎市、指宿市、錦江町、種子島、屋久島町、十島村、奄美市、瀬戸内町、徳之島、沖永良部島では予想される熱中症予防の日最高暑さ指数が4段階で最も高い「危険」となっています。

28日に予想される最高気温は、鹿児島市、鹿屋市で35度の猛暑日、阿久根市と種子島、奄美市で34度、枕崎市と沖永良部島で33度となる見込みです。

環境省と気象庁は、室内ではエアコンを使い、こまめな休憩や水分・塩分補給を行うなど、熱中症対策を呼びかけています。