甲子園をかけた高校野球夏の県大会は連日熱戦が続いています。17日は、樟南と屋久島が対戦しました。
平和リース球場の第1試合は、甲子園に春夏通算27回出場の樟南と、部員13人ながら、5年ぶりに夏の2回戦に進出した屋久島が対戦しました。
試合は序盤、緊張感のある投手戦に。屋久島は、2年生エース眞邉がランナーを許しますが…。キャプテン河口の好守などで失点を防ぎます。一方、樟南の先発・犬窪は、3回まで毎回三振を奪う好投。
ゲームが動いたのは3回ウラ。樟南は、2番塚原のヒットなどで2アウト満塁のチャンスを作ると、押し出しのデッドボールで1点を先制します。
さらに5回にも2アウト3塁、2塁と追加点のチャンスで3番・下池。ライト前タイムリーで、2対0とリードを広げます。
それでも6回以降、屋久島の先発、眞邉は粘り強い投球で樟南を抑えるピッチング。しかし、援護したい屋久島打線は、ランナーを出すものの、得点を奪えず…。樟南が2対0で、3回戦進出を決めました。
(屋久島高校3年 河口悠真キャプテン)
「後輩にすごく助けられた、楽しいゲームでした。3年生6人、9人いない時でも助け合ってきた。9回までプレー出来て、最高のチームメイトです」
17日の結果は、平和リース球場では、樟南、鹿児島南が勝利。市民球場では川内商工、鹿児島情報が勝ち、3回戦進出です。









