1人の女性が一生のうちに生む子どもの数を示す、合計特殊出生率が5日発表されました。去年、全国で1.20と過去最低を更新し、鹿児島県でも1.48で平成以降2番目に低い数字となりました。

厚生労働省が5日発表した人口動態統計によりますと、1人の女性が一生のうちに生む子どもの数を示す合計特殊出生率は去年、全国で1.20と過去最低を更新しました。

鹿児島県でも1.48で沖縄の1.60などに次ぐ、全国4番目に高い数字だったものの、県によりますと平成以降2番目に低い数字となりました。

また、出生数は去年、全国で72万7277人、鹿児島では9867人といずれも過去最も低く、鹿児島では初めて1万人を割り込みました。

県は対策を進め、若い人たちの結婚・妊娠・出産・子育てごとの希望をかなえられるよう課題に取り組んでいきたいとしています。