鹿児島市の外資系ホテル「シェラトン鹿児島」で、垂水のこだわりの食材を集めたフェアが4日から始まりました。
きらりと輝くカンパチ丼や、スイカやメロンをつかった色鮮やかなスイーツ。4日からシェラトン鹿児島で始まった「垂水フェア」です。地元の食材を楽しんでもらおうと、ホテルと垂水市が企画しました。
4階のビュッフェでは、鹿児島茶を食べて育った垂水のカンパチ「海の桜勘」のタルタルや、ナスやジャガイモなど垂水の野菜を使ったソテーやピザなど、垂水の海と山の幸がふんだんに使った20種類ほどのメニューが楽しめます。
なかでも多くの客が手にしていたのが、「桜島美湯豚」。温泉蒸しやパン粉焼きなどさまざまな料理が並んでいます。
この「桜島美湯豚」は、およそ20年前に垂水で、養豚のために地下1300メートルまで掘って湧き出た温泉水を与えて育てています。垂水の豊かな水で育ったおいしい豚を届けたいとの思いが込められています。
(桜島美湯豚をつくる大隅ミート産業 小森麻衣子さん)「温泉と垂水市の天然水をブレンドしてのませているので、肉質がやわらかくおいしい肉になる」
(記者)「垂水の食材をつかったメニューを集めました。美湯豚の温泉蒸しをいただきます」「さっぱりしているのに甘い、おいしいです」
(客)「カンパチとかすごくおいしかった。新鮮でよかったです」
(客)「新鮮でおいしい。食がこんなに美味しかったら現地で食べてみたい、家族みんなで出かけてみようかなという気持ちになった」
(シェラトン鹿児島 深水政信総料理長)「(垂水で)風と水と土がおいしければ食材もおいしくなると感じた。(食材にかける)生産者の思い、商品を私たちがシンプルに美味しさを届けられるかというところを考えながら料理している」
垂水の食材が集まったこのフェアは来月31日までで、4階のビュッフェ以外に、シェラトン鹿児島館内の居酒屋やバーなどでも開催されています。







