今年度の鹿児島市の放課後児童クラブの待機児童数は59人で、大幅な改善に至っていないことが分かりました。
(鹿児島市 下鶴隆央市長)
「児童数が減少する一方、希望する児童が増えている。待機児童解消を図りたい」
30日開かれた定例会見で鹿児島市の下鶴市長は、市が設置する放課後児童クラブの待機児童数が今年度は59人だったと明らかにしました。
前年度の64人より5人減ったものの、一昨年度の34人の1.7倍にあたり、依然、待機児童数が大幅な改善に至っていないことが分かりました。
児童数全体が減少する一方、共働き世帯の増加などで利用希望者が増えていることが要因だとしています。
この状況を受け、市は、来年4月に吉野東校区、再来年4月に開校する義務教育学校の桜島学校内にも、児童クラブを新設する方針です。
30日はこのほか、8月24日に開催されるかごしま錦江湾サマーナイト大花火大会の観覧席のチケット販売が来月1日から始まることも発表されました。







