うそ電話詐欺を未然に防いだとして、鹿児島市のコンビニエンスストア店員の大学生に、警察から感謝状が贈られました。
感謝状を贈られたのは、セブン-イレブン鹿児島鴨池港前店の店員で、鹿児島国際大学4年生山下楓さん(21)です。

山下さんは、今年1月下旬、高齢の男性が5万円分の電子マネーカードを購入しようとした際、購入金額が高額だったことから、事情を尋ねました。
男性が「画面が動かなくなったパソコン上に表示された連絡先へ電話したら、購入を指示された」と話したため、山下さんはうそ電話詐欺を疑い、警察への相談を促し、購入を未然に防いだということです。

(セブン-イレブン鹿児島鴨池港前店 山下楓さん)
「自分の声かけで誰かが救われるのは良いこと。これからも続けたい」
県内で去年確認されたうそ電話詐欺の被害は、128件でおよそ4億5000万円。前の年より70件多く被害額も3億7000万円余り増えています。
感謝状の贈呈式の模様を画像で掲載しています。







