小林製薬の紅麹成分を含むサプリメントを摂取した人に健康被害が出ている問題で、鹿児島県内で新たに2人が被害を訴えていることがわかりました。県内10例目です。
県によりますと、健康被害を訴えているのは、県内の50代男性と70代女性の2人で、去年9月ごろから小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」を摂取していました。
50代男性は今年2月ごろから体の痛みや脱力感があり、70代女性は去年10月ごろから頭痛や肩こりがあったということです。2人とも病院を受診しましたが、入院はせず、現在、体調は回復しています。
県内で確認されている健康被害の相談はこれで10人となりました。県は引き続き、回収対象のサプリの摂取を中止し、体調不良の場合、医療機関の受診や最寄りの保健所へ相談するよう呼びかけています。







