今回はサッカーの練習試合中に落雷があったということですが、危険な箇所は、
例えばグラウンド、ゴルフ場、屋外プール、海・砂浜、木の下や木の近くです。

どうしてこの5つをご案内したかというと、平地であれば、自分が立ってると、自分高くなっちゃうんですね。雷は高いところに落ちやすいので、自分がその高いところ…だだっ広いところで、周囲と比べて自分が一番高くなってしまうので、雷が落ちやすくなってしまうということです。
じゃあ木の下や近くは?ということになります。人は木より下になるから高くはありません。こういったケースって結構あると思うんですよ。例えば犬の散歩中に雨降られちゃう、木の下で雨宿りするとかありますよね。実は危険です。
これは木に落ちた雷が近くの人に伝わってくる「側撃雷(そくげきらい)」という現象が起こるからなんです。
木に落ちた雷が、近くにいる人に飛び移って、地面に逃げる現象です。人体が木よりも電気を通しやすいため、木に落ちた雷が近くの人に飛び移ってしまうんです。
木、電柱、鉄塔などのてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、4メートル以上離れたところに退避しましょう。木は幹、枝、葉の端から2メートル以上は離れてください。







