高知県南国警察署の管内で暴力団の排除を目指す団体の総会が6月2日、開かれました。
暴力のない安全で安心な社会を目指す「南国警察署管内暴力排除協力会」の総会には、会員ら36人が参加。日ごろの取り組みを報告し、暴力団を恐れない、金を出さない、利用しない、交際しないという暴力追放宣言をしました。また、暴力排除の活動を推進するために作成した歌、「高知の夜明け」が披露されました。
(南国警察署 竹内雄一 署長)
「手と手を取り合って暴力団排除のために、いろんな活動を推進していくことがゆくゆく大事になると思うし、今後もそういった活動を継続していく必要があると思います」
県警によりますと、県内にはおよそ10の暴力団組織があり、およそ50人の構成員などがいるということです。構成員の人数は減少傾向にあるといい、協力会と県警は今後も暴力団排除を続けていくとしています。