6月30日に、高知市の多くの神社では「輪抜け様」とも呼ばれる夏の伝統行事「夏越祭」が行われます。この神事に使われる「茅の輪」の材料にする、カヤの葉の刈り取りと「茅の輪」作りが行われました。

高知市にある多くの神社では、半年分のけがれを祓って心身を清め、健康や家内安全を願おうと、毎年、6月30日に夏越祭を行います。

高知では“輪抜け様″の呼び方で親しまれていて、この神事の主役が境内に設置する『茅の輪』です。

その材料になるカヤの葉を刈り取る作業が高知県南国市の国分川沿いで行われ、高知八幡宮の神職や氏子など7人が青い葉を刈り取りました。

カヤはススキなどの葉が細長いイネ科植物の総称で、腐りにくく、住宅の屋根に使われるなど生命力の強い植物とされます。

▼高知八幡宮・別役重佳さん
「我々が刈ったカヤで輪を作って高知のみなさんにくぐっていただいて今年半年けがれをはらってもらえればと思います」

午後からは高知市の掛川神社で、神社の総代と高知八幡宮の神職合わせて9人が、束ねたカヤの葉を円形のパイプに重ねて取り付け縄で縛りました。

そして、境内に立てた柱の木枠に取り付けて直径が2メートル余りの「茅の輪」が完成しました。

「茅の輪」は28日、高知八幡宮にも設置される予定です。