新型コロナについて、新たに1459人の感染が確認されました。1日の感染確認が1400人を超えるのは8月末以来です。また、5人の死亡と10件のクラスターが報告されています。

感染が確認されたのは0歳から90歳以上までの1459人です。年代別では、10歳未満が158人、10代が207人、20代が148人、30代が181人、40代が208人、50代が169人、60代が128人、70歳以上が260人となっています。

新たなクラスターは、高知市・中央東管内など4つの医療機関と、中央東・安芸・須崎管内の6つの高齢者施設で、あわせて10件確認されています。

また、70代から90代の男女5人の死亡が報告されました。いずれも基礎疾患があったということです。

県内の累計の感染確認は、13万3982人となりました。医療機関には148人が入院していて、このうち5人が重症、32人が中等症です。病床の使用率は44.4%(148/333)となっています。

1日の感染確認が1400人を超えるのは8月30日以来です。
県は「医療機関でのクラスターや職員の欠勤により医療の制限が広がっていて、特に年末年始の救急医療が確保できなくなる恐れがあるなど、地域の医療体制が危機的な状況に陥りつつある。入院調整も困難な状況が続いていて、公表上の病床占有率以上に厳しい状況となっている。特に、小児・周産期対応の病床が常に満床に近く、38週以降の妊婦の受け入れができなくなるおそれもある」として、基本的な感染対策の徹底と感染リスクの高まる行動を控えるよう呼びかけています。

四国の他の県では、愛媛で4131人、香川で2604人、徳島で1606人の感染が確認されています。