高知県土佐清水市が発注した公共工事をめぐる官製談合事件について、事件に関与したとされる会社役員の男らの初公判が開かれました。

起訴内容によりますと、会社役員の榮勇男(さかえ・いさお)被告と元会社役員の小野和幸(おの・かずゆき)被告は前市長の程岡庸(ほどおか・よう)被告、元市議の永野裕夫(ながの・ひろお)被告と共謀。去年行われた市発注の公共工事の入札で最低制限価格を教えてもらい、その価格に近い金額で落札して、入札を妨害した罪に問われています。

2日の初公判で2人は「間違いありません」と起訴内容を認めました。検察官は「榮被告は仕事の関係で小野被告の会社と親しくなり、旧知の仲にあった程岡前市長に小野被告を紹介した」、「小野被告から入札について相談を受けた榮被告が永野被告に連絡し、程岡前市長に伝わった」、「程岡前市長は最低制限価格の決裁をした後、価格を永野被告に伝えた」などと、4人の関係性や、最低制限価格の情報がどのように伝えられたのかを説明しました。

程岡前市長と永野被告の裁判は4月に予定されています。