いずれも愛媛県松山市に本店を置く伊予銀行と愛媛銀行は、20日から定期預金金利を引き上げました。

両行によりますと、定期預金金利の引き上げは、日銀の大規模な金融緩和策の修正に伴う長期金利の上昇など、足元の市場金利の動向を踏まえた対応だということです。

金利の引き上げは、いずれも5年以上の定期預金が対象で、0.002%だった金利が伊予銀行は5年から9年までを0.1%と50倍に、10年を0.2%と100倍にしました。

愛媛銀行は、5年と7年が0.002%から0.1%に、10年が同じく0.002%から0.2%となりました。両行とも金利の引き上げは2007年以来、16年ぶりです。