21日から秋の全国交通安全運動が始まるのを前に、取り締まりに当たる県警交通機動隊の出動式が愛媛県松山市内で行われ、事故防止の推進へ士気を高めました。
松山市の城山公園で行われた20日の出動式には、県警の交通機動隊員らおよそ30人が参加し、山浦親一本部長が「白バイの機動力をいかし、取締りのほか、交通安全指導や啓発活動を積極的に展開してほしい」と訓示しました。
「これより交通指導取締りに出動します」
このあと隊員たちは一斉に取り締まりへと出発しました。
愛媛県警によりますと県内で今年、交通事故で亡くなった人は19日現在29人で、そのうちの7割・20人を高齢者が占めているということです。
秋の全国交通安全運動は、高齢者をはじめとする歩行者の安全確保や、自転車ヘルメット着用の徹底などを重点目標に、21日から9月30日まで行われます。