愛媛県松山市の神社で、3年ぶりに通常開催される「椿まつり」を前に恒例のしめ縄の奉納が行われました。

「椿神社」の愛称で親しまれている伊豫豆比古命(いよずひこのみこと)神社では、「椿まつり」を前に1年の無病息災などを願って本殿や楼門などのしめ縄を新しいものに張り替えています。22日は、地元の世話人らおよそ40人が参加しもち米の藁で編み上げたしめ縄18本を奉納していきました。

長さおよそ4メートル、重さ20キロほどの本殿のしめ縄は、世話人らが力を合わせて運び上げたあと、左右のバランスを確認しながら丁寧に取り付けるなどして、まつりの準備を整えていました。

(北土居町内会・酒井安文会長)
「このしめ縄を奉納したことによって、地域の皆さん、沢山の参拝者を、無事に迎えることができると思っている」

「椿まつり」は1月28日から、3年ぶりに、3日間の日程で開催される予定となっていて、熊手などの縁起物が販売されるほか、参道には、露店も並ぶということです。