21日、愛媛県西条市内で、野焼きによる雑草火災が相次ぎました。当時市内には、2メートルの風が吹いていたということです。
警察と消防によりますと、21日午後1時頃ごろ、西条市小松町新屋敷の収獲を終えた田んぼで、刈り取った雑草を焼いていた男性の親族から「枯れ草が燃えている、周囲に燃え広がるかもしれない」と、消防に通報がありました。
また、午後3時半ごろ、今度は西条市河原津の畑で、枯れ草を燃やしていた男性の親族から「燃え広がったようだ」と、消防に通報がありました。
いずれも消し止められ、けが人はいませんでした。
当時、西条市内には、2メートルほどの風が吹いていたということです。
消防は、野焼きをする場合には届け出が必要とした上で「火を消すまでは離れず、風が強い時は特に注意して欲しい」と呼び掛けています。