「ウェルピア伊予」の有効活用に向け、民間の提案を募る「サウンディング調査」について、愛媛オレンジバイキングスのオーナー、サイボウズがアリーナ建設を前提に応募したことを明らかにしました。

老朽化が進む「ウェルピア伊予」は、大規模改修におよそ67億円かかると試算されていて、愛媛県伊予市は、施設全体の11.4ヘクタールを対象に、10日から施設の活用策を民間から募る「サウンディング調査」を開始しました。

愛媛県伊予市の武智邦典市長は、13日、会見を開き、「ウェルピア伊予」の活用に向けた方針などを説明しました。

(武智市長)
「検討にあたっては、防災拠点としての機能の維持、施設の老朽化への対応、将来的な財政負担の削減という観点を大切にしながら、公正、公平なプロセスを徹底してまいります」

これを受け、新しい本拠地を探している愛媛オレンジバイキングスのオーナー、サイボウズは、同日、アリーナ建設を前提に調査に応募したことを明らかにしました。

サイボウズの青野慶久社長は、「アリーナ構想において魅力的な候補地の一つと考えている。なお、情報収集や意見交換を目的とするものでアリーナ建設を決定したものではない」とコメントしています。

これに対し、武智市長は…

(武智市長)
「アリーナというのも一つの魅力かなとも、私は思っています。ワクワクもしていますけれども、まだこれからいろんな企業が様々な形で、ウェルピアの利用形態を教示頂ける。もしかしたら私にとっては“目からうろこ"のような、いいアイディアがあるかもしれない」

サウンディング調査について武智市長は「特定の用途や事業者を前提としていない」として、アリーナありきではないことを強調しました。

その上で、重要な点として、市民の理解が得られるアイデアかどうかや、敬老会など地域住民の拠り所として利用できること、防災機能などを挙げました。

サウンディング調査の応募締め切りは今月末で、市は、9月下旬に結果の概要を公表、年度末をめどに運営方針をとりまとめる予定です。