高齢化が進む愛媛県伊方町で、住民の健康をサポートする地域おこし協力隊に東京都出身の大木喜知さんが就任しました。
6日、伊方町の高門清彦町長から大木喜知さんに委嘱状が手渡されました。
大木さんは東京都出身の51歳で、これまで体育専門学校の指導員やアスリートの指導などを務めてきました。
伊方町は高齢化が急速に進む中、「集落のグループホーム化」の実現を目指す「IKATAモデル」の取り組みを進めていて、今回、スタートアップ第1号として大木さんが就任することになりました。
(地域おこし協力隊に就任・大木喜知さん)
「グループホーム化として高齢者の方が集って楽しく過ごせる場所を作っていく、それを健康とスポーツの中で作っていきたいと思っています。また、小学生から高校生まで若い世代も少なくなってきているので、戻ってきてもらえるような楽しい伊方町を企画していきたいと思っています」
大木さんは今後、介護施設などと連携したメディカルフィットネス事業やトレーニング指導を行い、町内での起業につなげたいと意気込んでいました。