愛媛県松山市は13日、JR松山駅周辺のまちづくりプランを公表しました。民間の意向も踏まえ作成したということです。

(松山市・野志克仁市長)
「この松山駅周辺をよりよいものにする思いは非常に強くある。
だから開発事業者とか交通事業者と一緒にやっていかねばならないが、
しっかり連携して、いい駅周辺にしていきたい」

松山市のプランによりますと、駅の東口には伊予鉄道の路面電車を引き込みます。そして、東西にホテルや飲食店などにぎわい施設を整備し、東側の1階には公共交通ターミナル「バスタ」を設置します。さらに憩いの空間や駐車場なども確保します。

一方、松山市が西側に整備を計画している「アリーナ」については、5000席規模を想定しています。

市が建物を所有し民間が運営する公設民営の場合、現時点での整備費をおよそ200億円と見込んでいます。4分の1程度を国の補助金などで賄い、残りを市と民間で折半する計画です。

このアリーナは、プロバスケットボールチーム「愛媛オレンジバイキングス」の本拠地も見据え計画されました。
ただ、他の自治体でもアリーナ計画が浮上する中、野志市長は改めてチームの親会社に「駅に近い優位性をアピールしたい」と話していました。

(松山市 野志克仁市長)
「今の段階では松山駅のそばであるという優位性を(親会社の)サイボウズに訴えていきたいし、緊密に協議も続けている」

今回のプランを受け、チームのオーナーでサイボウズの青野慶久社長は「立地や規模など全ての要素を総合的に検討し、県全体としての最適な答えを議論することが重要」などとするコメントを発表しました。
また、来月にも松山市の意向も踏まえた複数の案を提示する予定です。

市では来年度から事業者の公募などに入り、アリーナは2031年度、にぎわい施設は2033年度の完成を目指します。計画の発表を受け、市民からは、街がにぎやかになることに期待する声も聞かれました。
(市民の声)
「最近のJR松山駅すごく新しくなってきれいだが、アリーナが建つことで、より一層にぎやかになるのかなと楽しみになった。これだけ大きな会場ができるとなるとやはりそれくらい時間がかかるのかなとも思うが、それまで松山に居続けたいという気持ちになった」

「ちょっと遅い気がする。もっと早く計画して」