新型コロナウイルスについて、愛媛県は14日、新たに2318人の感染報告があったと発表しました。
1389人だった先週水曜日のおよそ1.7倍。数にして929人増加しています。

医療圏域別で見ると松山市とその周辺が半数を占める1169人と突出しています。

年代別では、最多が10代の426人で、10歳未満から60代までが3ケタと、幅広い世代に感染が広がっています。

また入院中だった患者4人の死亡も公表されました。
内訳は80代が1人、90歳以上が3人で、いずれもコロナの重症例ではなかったということです。

このほか、医療・福祉関係のクラスターが8件確認されました。
内訳は、四国中央市の高齢者施設2件、松山市の高齢者施設1件、今治市の高齢者施設1件、西条市の高齢者施設1件、新居浜市の医療機関1件、伊予市の医療機関1件と高齢者施設1件。

現在、医療機関に入院している人は231人で、このうち重症は4人です。
病床使用率は53.3%となっています。