障がい者の芸術に触れる催しが開かれている愛媛県立とべ動物園で24日、新居浜市在住のアーティスト石村嘉成さんらが動物を描くパフォーマンスが披露されました。

とべ動物園で開かれている「パラアーティストinZooseum」。24日は、自閉症と向き合いながら活動を続けている2人のアーティストが普段の創作の様子を披露しました。

このうち、新居浜市の石村嘉成さんは、筆と絵の具を駆使してトラの顔を描いて見せました。石村さんが絵に込めた思いを実況しながら生命力あふれるトラを色鮮やかに表現すると、観客から拍手が贈られていました。

また、今治市の藤原正登さんはライオンなどの色塗りを披露したほか、子どもたちが藤原さんの絵に色鉛筆で思い思いの色を塗って楽しみました。

とべ動物園では、現在、石村さんや藤原さんら4人のパラアーティストの個性あふれる作品が展示されています。

「パラアーティストinZooseum」は来月21日まで開催される予定です。