秋から冬にかけて咲くシクラメン、猛暑を乗り越え現在、出荷のピークを迎えています。
(山下アナウンサー)
「一面に咲き誇るシクラメン。香りも上品で、とても華やかな気持ちになります。」
愛媛県松前町にある竹中園芸では、20種類9万株ほどのシクラメンを育てています。
赤やピンク、紫に白と色とりどりで、花びらがまるで風車のようなものや、フリルになっているものなどもあります。
近年は屋外で育てることができる「ガーデンシクラメン」が人気を集めているそうです。
シクラメンは、クリスマスシーズンに需要が高まることから現在、出荷のピークを迎えています。
11日もスタッフが丹精を込めた花をトラックに積み込むと、高知県の市場へと出発しました。
竹中園芸によりますと、今年は猛暑の影響でハウスの温度が40度を超える日もありました。
そのため、花に傷みが出て一度、摘み取り咲かせなおしたことから、出荷が例年より1か月ほど遅れました。
(竹中伸枝さん)
「生花店に行くといろんな色があるので「この子が好きだな」という花を選んで毎日見てもらえたらうれしい」
竹中園芸のシクラメンの出荷は、年末まで続く見通しです。
また、ハウスで好きなものを選び、直接、購入することも可能です。








