自閉症と向き合いながら創作活動を続ける、愛媛県新居浜市のアーティスト・石村嘉成さんの半生を描いた映画が松山で公開され、石村さんら出演者が舞台挨拶を行いました。
「ハッピーバレンタインデー!」
松山市のシネマサンシャイン衣山で上演が始まった映画「新居浜ひかり物語青いライオン」。初日のこの日は、主人公の石村嘉成さんらも劇場を訪れました。
映画では、息子の療養に励み若くして亡くなった母・有希子さんと、自閉症と向き合いながらアーティストとしての才能を開花させていく嘉成さんの半生を、ドキュメンタリーを交え描いています。
上映前の舞台挨拶では、嘉成さんと父親の和徳さん、母親役を演じたRSK山陽放送の小林章子アナウンサーらが登壇し、映画にも登場する青いライオンの絵に込めた思いを語りました。
(石村嘉成さん)
「お母さん!約束通り何が何でも強くて優しいライオンになって、私は立派になってみせるからねと決意して描きました。お母さんのおかげで無事、映画ができました。みんな本当にありがとう!アイラブユー!」
映画「新居浜ひかり物語青いライオン」は、県内ではシネマサンシャイン衣山のほか、TOHOシネマズ新居浜でも上映されています。