寒さ厳しいこの時季、愛媛県宇和島市津島町では、国の特区制度を活用して製造しているどぶろくの出荷が盛んに行われています。
どぶろくは、コメと水を米こうじで発酵させる、伝統的な製法のお酒で、宇和島市津島町では、岩松地区の町おこしへ国の特区認定を受け2007年に誕生した「企業組合いわまつ」が製造しています。
今シーズンは去年9月から仕込みに入り、この日も、組合員が1か月ほど熟成させたどぶろくの瓶詰に取り組んでいました。
企業組合いわまつ 兵頭肇 代表理事
「今まで以上に町づくりのよい道具になるようおいしいお酒を作っていきたい」
こちらのどぶろくは、県内の小売店や観光施設などに出荷されるほか、今月26日には町並み保存地区を巡るイベントでも販売するということです。