愛媛県西条市内の養鶏場で、12月に相次いだ鳥インフルエンザの発生を受け、県が現場周辺で実施していたニワトリや卵の移動制限が17日午前0時に解除されました。
西条市では12月、隣接する2か所の養鶏場で鳥インフルエンザが発生し、県は関連施設を含めおよそ34万羽のニワトリを殺処分するとともに、養鶏場から半径3キロ圏内でニワトリや卵などの移動を制限していました。
その後、新たな感染が確認されなかったことから、県は17日午前0時に移動制限を解除し、防疫の対策本部も解散しました。
県の担当者は「全国的には発生が相次いでいるため、県内全域で高いレベルの監視体制を続けるとともに、養鶏農家にも対策や異常を確認した際の早期の通報を呼びかけたい」と話しています。