飲酒運転で自転車と衝突し男性にけがをさせたとして、愛媛県松山市に住む会社員の男が16日、酒気帯び運転と過失運転傷害の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、逮捕された松山市中村に住む33歳の会社員の男は、16日午前7時すぎ、酒気帯び状態で軽ワゴン車を運転し、松山市河原町の市道を走行中、前を走っていた自転車と衝突し、運転していた男性(55)にケガをさせた疑いが持たれています。
男性は、顔から出血するなどし病院に運ばれましたが、搬送時に意識はあり命に別状はないということです。
消防から連絡を受けた警察官が調べたところ、男の呼気から基準値を超える1リットルあたり0.2ミリグラム以上のアルコールが検出されたため、酒気帯び運転などの疑いで男を現行犯逮捕しました。
調べに対し男は「事故を起こして相手にケガをさせたことは間違いないが、酒は風呂に入り睡眠をとったので抜けていると思った」と容疑を一部否認しているということです。
警察は、飲酒の状況や事故の原因を詳しく調べています。