本格的な冬のレジャーシーズン到来です。四国のトップを切って、愛媛県久万高原町の久万スキーランドが6日、今シーズンの営業をスタートし、この日を待ちわびたスキーヤーたちが初滑りを楽しみました。

久万スキーランドではオープニングセレモニーが開かれ、今シーズンの営業開始をPRしました。

そして午前9時のオープンと同時に、多くのスキーヤーたちがリフトに乗ってゲレンデに向かいました。

6日にオープンしたのは、3つあるコースのうちおよそ600メートルのメインコースで、先月上旬から造雪機4台を使ってゲレンデを整備しました。

久万スキーランドでは、人件費や光熱費などの高騰を受け、今シーズンからリフト代や道具のレンタル代などの値上げに踏み切りました。

しかし、オープン初日の6日はリフト代が無料で、シーズンを待ちわびていた多くの人がさっそく、スキーやスノーボードで初滑りを楽しんでいました。

男性
「松山から来ました。楽しいですね。久しぶりのスノボは」
女性
「本格的に今年はやろうと思うんで、いっぱいがんばって滑ろうかなと思う」
男性
「いつもより雪質が分厚くて、すごく楽しいです」
男性
「1年待ち遠しく待ってたので、きょうオープンの朝イチから滑れて最高です」

ゲレンデでは、6日も造雪機がフル稼働。先月下旬から冷え込みが強まったことで、雪の厚みはおよそ60センチと、去年のオープン日より仕上がりは良いということです。

久万スキーランド 中野太一総支配人
「過去5年見ても、オープン日にこの雪の量は一番多く、いい走り出しかなと思う。今年は長期予報、すごくいい冷え込みの予報になっているので、たくさんの方にお越しいただけるかなと思う」

今年開業40周年を迎えた久万スキーランド。

今月下旬には、残る2つのコースもオープンする見通しです。

今シーズンの営業は来年3月16日までの予定で、5万人の来場を目指すということです。