先月11日に全館営業を再開した愛媛県の道後温泉本館で、3年ぶりの「すだれかけ」が行われました。

道後温泉本館のの建築当初から続く夏の風物詩「すだれかけ」。保存修理工事にともない実施は3年ぶり、全館で行われるのは6年ぶりです。

1日は午前11時から職員などおよそ10人が合わせて250枚ほどのすだれを次々と吊るしていくと、本館は涼やかな装いに姿を変えていました。

(東京からの観光客)
「夏ですねって感じですね」
「涼しそうでいいですよね」

(地元の住民)
「なかったときよりあったほうが夏っぽさが感じる」

例年は衣替えに合わせて6月1日に行われているすだれかけ。今年は生まれ変わった姿で再開を迎えたかったとして、2か月遅れの設置となりました。

道後温泉本館のすだれは来月末まで、訪れた人に涼を届けます。