岩手県平泉町の「中尊寺金色堂」は今年、建立900年を迎えます。内部に安置される仏像の一部が東京国立博物館の特別展に貸し出されることを受け、11日、仏像の配置が変わった金色堂が報道陣に公開されました。
中尊寺金色堂は天治元(1124)年8月に奥州藤原氏初代・清衡が建立したとされていて、今年900年の節目を迎えます。
それに合わせて1月23日から開かれる東京国立博物館での特別展に堂内にある国宝の仏像11体が貸し出されることになりました。
堂内に3つある須弥壇のうち、中央に安置される仏像が搬出されたことから、拝観者から向かって右側の壇にある仏像が全て中央に移され、特別な配置となった金色堂が報道陣に公開されました。
貸し出された仏像は東京国立博物館の特別展が終わった後、4月下旬に堂内に戻されます。







