台風7号は17日午後3時、北海道の西で温帯低気圧に変わりました。中心の気圧は990ヘクトパスカルで、1時間におよそ30キロの速さで北北東へ進んでいます。
8日の午前9時に南鳥島近海で発生した台風7号は、15日午前5時前に和歌山県に上陸、その後も北上を続け、午後1時ごろ兵庫県明石市付近に再上陸しました。
スピードが遅かったことから東海や近畿、中国地方、四国を中心に記録的な大雨をもたらし、鳥取県には一時「大雨特別警報」が発表され、土砂災害や浸水害などの被害が相次ぎました。
またお盆休みと重なり東海道新幹線や山陽新幹線などの運休も大きな影響をもたらしました。
台風から変わった低気圧の周辺は引き続き強い風が吹いています。海上警報等の情報を確認してください。