11日の岩手県内は、釜石で猛暑日一歩手前の34.8度まで気温が上がるなど、34の観測地点中12地点で真夏日となりました。今年初の「熱中症警戒アラート」も発表されました。
11日の県内各地の最高気温は、釜石で34.8度、一関で34.1度、山田で33.9度など、34の観測地点中12の地点で30度を超える真夏日となり、今年初めてとなる「熱中症警戒アラート」も発表されました。
猛暑日一歩手前まで気温の上がった釜石市内では、日傘を差して歩く人の姿が見られました。
県内では午後4時半現在、熱中症の疑いで60代から90代の男女10人が病院に運ばれました。
大気の状態が不安定となるため、県内では11日夜から大雨となる所がある見込みです。12日午後6時までに予想される24時間降水量は、内陸で80ミリ、沿岸で60ミリとなっています。
盛岡地方気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒を呼びかけています。