暖かさにつられ盛岡市にある国の天然記念物・石割桜が開花しました。

 最高気温が16.1度と、4月下旬並みまで上がった30日の盛岡市内。盛岡地方裁判所前にある石割桜は、夕方、3輪ほどの花が咲いているのが確認されました。
 去年の開花は4月12日で、10日以上も早い春の便りです。
 石割桜は花崗岩の割れ目に入り込んだエドヒガンザクラの種が芽を出し、成長とともに割れ目を押し広げたと言われ、樹齢は400年以上と推定されています。
 3月20日に雪の重みや寒さから枝や幹を守っていた雪囲いが取り外されたばかりでした。
 県内は31日も広い範囲で晴れて気温は20度前後まで上がる見込みで、県内のサクラの開花もさらに進みそうです。