10日夜、岩手県雫石町の住宅にクマが侵入し、台所にあった食べ物を食い荒らす被害がありました。このクマは寝室まで入り込み、当時90代の男性が就寝していましたものの、けがはありませんでした。

警察によりますと、10日午後9時ごろ、雫石町西根東篠崎の住宅で、この家に住む農業の男性(70)が買い物のため外出して帰宅したところ、成獣のクマ1頭が男性の父親の寝室から出てくるところを目撃しました。
男性が隠れて身を潜めていたところ、クマは土間の玄関から立ち去ったということです。台所にあった食べ物に食い荒らされている形跡が確認されました。男性が外出した際、玄関の鍵をかけていませんでした。
クマが出てきた寝室には当時、男性の90代の父親が就寝中で、別の部屋では90代の母親も寝ていましたが、いずれもけがはありませんでした。
その後も家の敷地内でクマが目撃されたことから、警察が付近の住民に警戒広報を行いました。
この家では7月5日の明け方と夜にもクマが侵入して、保管していたキャットフードやカブの漬物が食べられ、玄関のドアの鍵が壊される被害がありました。この日もけが人はいませんでした。